【FBIも使っている】「傾聴」の基本的な態度(3)【信頼をつくる技術】

  • 2020年2月13日
  • 2020年2月14日
  • 傾聴

こんばんは、久一(キュウイチ)です。私がこれまでの人生で最も勉強してよかったと感じているスキル「傾聴」について解説をしていきます。今回は3回目の記事です。「傾聴」を行う上での基本的な態度について解説します。

これまでの記事で「傾聴」の意味や技法、基本的な考え方について説明してきました。
【以前の記事はこちら
今回は「傾聴」の基本的な態度について解説します。
ネットや本には「傾聴」について書かれたものが多くありますが、だいたいはそのテクニックの部分しか書かれていません。
「傾聴」のテクニックをただ形だけまねても一時的な効果しかありません。
本当の意味で信頼関係を築いていくためにはその前提となる考え方や態度を学ぶ必要があります。

「傾聴」の基本的な態度

①「傾聴」とは、自分らしくあること、誠実であること

「傾聴」するときにはあいづちや表情、態度で自分の感情を表に出すこともあります。

嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しい、疑問に思っていることは疑問に思っている、そういう風に自分の感情と態度を一致させることが大切です。

空気を読んだり、遠慮したりして自分や周りに嘘をつく必要はありません。

例えば、話を聴いているときに、相手のことを信じていなくても相手を気遣ったりして「信じている」と言ってしまったり、全然面白くないのに「面白いよ」と言ってしまったりすることないですか?

そんなことがあると相手はあなたのことを信じらなくなります。

なぜなら、表情や態度に言葉とは真逆のメッセージが出てしまっているから。

自分の気持ちに正直に、そして相手へ誠実に対応することが「傾聴」の基本的態度です。

②「傾聴」とは、相手を評価せず全て受けとめること

相手の言っていることや態度に対して、良い・悪い、好き・嫌いなどといった自分のものさしで評価をせず、いったんすべて受けとめることが「傾聴」です。

例えば、同棲中のパートナーが「仕事辞める」って相談してきたとしましょう。

それを悪いことと評価して「いやいや、家賃どうするの?」とか「辞めて次考えているの?」と自分が気になっていることを、そのまま言ってしまったら、相手はどう思うでしょう。

きっと「まずは話聴けよ」って気になりますよね。

こんな時はまずは相手の言ったことを受けとめましょう。

「仕事辞めたいんだね」などの簡単なあいづちで十分です。

「そう、じつは今他にやりたいことがあって、挑戦してみたいんだ」という風に、ちゃんと思っていることを話してくれるでしょう。

まずはすべて受け入れる。

簡単なようですが、普段から意識していないとできないことです。

ただし、これは相手の言動を、何もかも肯定するという意味ではありません。

相手の言っていることが、明らかに過ちであるといった場合には、相手と本心からしっかりと向き合って、相手を正しい方向へ導くために対峙する必要があります。

例えば、子どもが「クラスでいじめをしてて、そいつからかうと面白いんだ」と話をしてきたとしましょう。

「からかうと面白いんだね」と受け入れていじめが助長してしまうといったことは、正しい「傾聴」とは言えません。

子どもと正面から向き合い「いじめ」が相手をどう傷つけるのかをしっかりと話合い、間違っていることは間違っていると伝えることが必要です。

相手を尊重し、すべてを受け入れる寛容さをもちつつ、相手が明らかに間違った方向に進んでいる場合にはそれを正す厳しさを持つことが「傾聴」です。

③「傾聴」とは、共感と理解をすること

共感し理解するということは、相手の視点から、相手が表現していること、感じていることを、感じ取り、理解することです。

例えば、あなたの母親が「最近、連絡くれないから心配。たまには連絡してきて」と言ってきたとしましょう。

あなたがまだ若いなら煩わしいと感じるかもしれません。

でも、もし母親が一人暮らしで離れて暮らしているとしたらどうでしょう。

母親が普段どういう生活をして、あなたのことをどう思っているのか想像してみたらどうでしょう。

きっとたまには、あなたの声が聞きたいという母親の気持ちも理解できるのではないでしょうか。

しかし共感には注意点もあります。

同情や同一化には陥らないということです。

相手が話していることや感情、経験は、あくまで相手のものであって、あなた自身が感じている感情ではないということを理解しておく必要があります。

同情に陥ってしまうと相手が「死にたい」と相談してきたら「一緒に死のう」ということになってしまいます。

「死にたいと思うほど、つらいことがあったんだね」と受け入れて寄り添うのが正しい「傾聴」です。

あくまでも別個の個人として相手の感情に共感し、理解することを忘れずに。

「傾聴」は自分ならこう思うと考えるのではなく、相手がどう思っているかを考え、感じ、理解することです。ただし同情はNG!

「傾聴」の基本的態度まとめ

今回は「傾聴」の基本的態度についてまとめました。

  1. 自分らしくあること、誠実であること
  2. 相手を評価せず全てうけとめること
  3. 共感と理解をすること

前回に引き続き「傾聴」についての基本を説明してきました。

基本ばっかりだと早くテクニックを知りたいと思うかもしれませんが、今回と前回で説明した「基本」ができてないと本当にうわべだけ相手の話を聴いている人になります。

その場しのぎにはテクニックだけでも十分ですが、相手と長期的によい関係を築いていきたいと思うのであればやはり「基本」を理解していただく必要があります。

考え方や態度というのは、本当に普段から意識しないと身に付けることが難しいものです。

ですが身に付けることができれば、あらゆる対人関係が劇的に楽になります。

以前に当ブログで紹介した「7つの習慣」の記事でも書いてますが、本当の成功に至るには人格的成長が欠かせません。

「傾聴」の基本的考え方や態度を実践することは、すなわち人格的成長につながります。

次回からいよいよテクニックについて解説していきます。

ここまで読んでいただいたあなたに、きっと役に立つ記事になると思いますので、ぜひブックマークとTwitterフォローをよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!